こんにちはサービステクニシャンの佐藤です。

本日は少し前のラングラーのオイル漏れ修理を紹介させて頂きます。

今では3.6Lのエンジンが多いのですが一昔前のJEEPでは4.0Lが多かったのです。

往年のJEEPファンでしたらご存知の方のいらっしゃるかもしれませんが「MX」というエンジンです。

そのエンジンのリヤクランクシャフト・オイルシールを交換の作業風景です。

一般的なリヤクランクシール交換ですとミッションを取り外してからエンジンの後ろ側にアクセスするのですがMXは違います。

ミッションを取り外さなくても交換が出来てしまうのです。

最初にエンジンオイルを抜き取ります。

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オイルパンを取り外すをこの様になります


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レールとメタルキャップを取り外すと姿を現します。


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端っこに見えるオレンジ色の部品がオイルシールになります。

反対側をコツコツと叩いて回転させていくと少しずつ出てきます。


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キャップ側にも当然反対側の部品が付いています。
それも新しく交換します。

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両方外すとこの様になります。

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従来のオイルシールは輪っかのようなシールなのですがMXだけは上下での分割部品で形成されています。
MXではこれが正解なのです。

指定部位にシーラントを塗って、部品を新しく交換したら組付けです。

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最後に高圧洗浄で漏れた周辺を洗ってあげて、新しいエンジンオイルを入れたら最終テストを実施して完了です。

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キレイになりました。
修理のご相談は弊社アドバイザーまでお願い致します。